マッチングアプリで出会った人が信用できない?相手を調査する方法を紹介

マッチングアプリで出会った人が信用できない?相手を調査する方法を紹介

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「マッチングアプリで知り合った人がなんか信用できない」
「マッチングアプリで作った彼氏の経歴がすこし怪しい・・・」

こんな風に感じる人は多く、アプリを通じてデートする前に相手のSNSを調査する人は全体の6割以上もいます[1]JDP:Study: How single Americans research each other before dates

マッチングアプリを使うと、共通の知人・友達がいない人と簡単に出会えます。
けれど、これだと詐欺師や危険人物と出会ってしまう可能性があるのも事実です。

この記事では、マッチングアプリで詐欺師や危険人物との出会いを避けるためのテクニックを紹介します。
具体的には

  • マッチングアプリで知り合った人とデートする前に調査すべきこと
  • マッチングアプリで出会った相手を無料で調査する方法

などを解説します。

マッチングアプリで安全に出会いを探したい人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

この記事を書いた人

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武部真也(shin)

2011年から50個以上のマッチングアプリを使い、アプリを調査・体験している。体験から得た知識を活かし、マッチングアプリに関連する記事を累計数百本執筆。特に興味がある分野は「最新テクノジー×出会い(人間関係)」。
筆者のTwitter

マッチングアプリに潜む危険人物はどんな人?

はじめに、マッチングアプリにいる危険人物を紹介します。

マッチングアプリの利用者のほとんどは真面目に恋活・婚活している人ばかり。
でも、これから紹介するような危険人物も混ざっています。
だからデート相手について調査する時は、相手がここで紹介するような危険人物かどうかを判断しなくてはなりません。

① プロフィールを詐称する人

マッチングアプリではプロフィールを詐称するのは普通のことです。
調査では男性の約60%、女性は約49%がプロフィールに嘘の情報を登録しています[2]Healthy Framework:Over Half of Singles Admit to Lying on a Dating Profile – What They’re Hiding

男性で多いのは

  • 年齢(低めに登録)
  • 趣味(そんなに好きではない趣味を登録)
  • 年収(高めに登録)
  • 身長(高めに登録)

などで嘘の情報を登録する人です。
要はよりモテるプロフィールを作ろうと嘘をつくのです。

マッチングアプリで男性がよく嘘をつくプロフィール項目トップ4

年収で嘘をつく人は勤務先でも嘘をつく人が多いです。
なので、相手について調査する時は勤務先はとても重要な情報です。

shin

武部真也

人気マッチングアプリの調査では登録している年収よりも2割低めくらいが本当の年収だった、という結果が出たことがあります[3]OkCupid:The Big Lies People Tell In Online Dating
年収1,000万の人でも本当は800万円くらい、ということですね。

② セフレや浮気・不倫相手を探している人

とくに女性にとって厄介なのが

  • 彼女
  • 奥さん(妻)

などがいるのにマッチングアプリを使っている男性です。
セフレや浮気・不倫相手を探している男性ですね。

最近ではセフレ以上恋人未満とも言える「シチュエーションシップ」という関係性が海外で流行しています。
マッチングアプリにはこの流れに乗ってしまっている男性も混ざっているでしょうから、注意・警戒が必要です。

補足すると、相手が既婚者だと知りながら肉体関係を持つと相手の夫・奥さんに慰謝料を請求されることも。
既婚者と出会うと、こういう危険性もあります。

③ 詐欺や勧誘などが目的の人

マッチングアプリには、詐欺や勧誘でお金を稼ごうとする人もいます。

マッチングアプリでよくある詐欺・勧誘は

  • ロマンス詐欺(恋愛・結婚詐欺)
  • 投資詐欺
  • マルチ商法

などです。
変わったところだと、闇バイトの勧誘なんかもあります。

この手の詐欺・勧誘では、女性の方が被害に遭う可能性がすこし高いです[4]ITmedia Mobile :マッチングアプリのトラブルで最も多いのが「マルチ商法」 勧誘のタイミングは?
なので女性は特に詐欺系の勧誘に注意しましょう。

デートする相手を調査するときの注意点

デートする相手を調査する方法を紹介する前に、調査時の注意点を解説します。

① ネットの情報が真実だとは限らない

とても大事なことなので先に伝えますが、ネットにある情報が真実だとは限りません。

マッチングアプリで知り合った相手を調査する時に使うのは、おもにインターネットです。
けど悪意を持つ他人が根も葉もない嘘の情報をネットに投稿していることもあります。
熟練した詐欺師が詐欺を成功させるため、ネットに偽物の情報を投稿することもあります。

ネットに存在するのは、調べる相手の氷山の一角です。
さらに、見つかった情報が嘘の情報の可能性もあります。

だからネットの情報を信じすぎないようにしましょう。

② 相手の悪いところだけを探さない

相手の悪いところだけを探さないことも大事です。

ネットで相手に関する情報を探すのは、これからデートする相手が安全な人かどうかを確かめるためです。
なので、ネットで調べる時は粗探しをしないようにしましょう。

それに、調べた情報がデートで役立つこともあります。
共通点があると会話が自然に盛り上がります。
相手が安全な人かどうかをチェックするのと並行して、相手と自分との共通点も一緒に探すのがおすすめです。

マッチングアプリで知り合った人とデートする前に調査すべき内容

ここからが本題です。
まず、マッチングアプリで知り合った人とデートする前に調査すべき内容を紹介します。

① 逮捕歴・犯罪歴があるかどうか

デート前にこれらを調べるのは難しいですが、逮捕歴・犯罪歴の有無を調べるのは重要です。
特に、過去に詐欺や性犯罪等で逮捕された履歴がないかどうかはしっかりチェックすべきです。

② 恋人・奥さん・子供がいるかどうか

真剣に恋活・婚活している人にとって敵になるのが

  • 恋人(彼氏・彼女)
  • 配偶者(夫・妻)

などがいるのにマッチングアプリを使っている人たちです。

恋人や配偶者だけでなく、あわせて子供の有無もチェックすべきです。
シンパパ・シンママなのにマッチングアプリのプロフィールに「子供なし」と記載する人もいるからです。

③ マッチングアプリのプロフィールに嘘がないか

すでに説明したように、マッチングアプリのプロフィールで嘘をつくのは普通のことです。

身長や体重などは大事なことではないので

  • 出会う相手がマッチングアプリの写真と同一人物かどうか
  • 職業・勤務先

などの重要なポイントで嘘をついてないかを調べましょう。

とくに勤務先は収入にかなり大きな影響を与えます。
勤務先で嘘をつく人は、収入でも嘘をついている可能性が高いです。
勤務先さえわかれば収入も推測できるので、勤務先については念入りにチェックすべきです。

1回目のデートの後に調査すると発見が多い

「デートする前に調査すべき内容」として3つのポイントを紹介しました。

でもデート前は相手に関する情報が少なく、調査がはかどらない事が多いです。
なので、1回目のデート後に改めて調査するのもおすすめです。
じっさいデート相手を調査した経験がある人に聞くと、1回目・2回目のデート以降に調査する人もけっこういます[5]JDP:Study: How single Americans research each other before dates

調査は真面目な交際が始まってからも可能です。
彼氏・彼女になってから

「なぜか友達を紹介してくれない」
「なんで自分のことをほとんど話してくれないんだろう?」
「なんか付き合う前に聞いていた話と違う・・・」

こんな風に思い、不安を感じたら調査してみましょう。
意外な事実が浮かび上がるかもしれません。

無料でマッチングアプリで出会った相手を調査する方法

無料でマッチングアプリで出会った相手を調査する方法を紹介します。
無料ということもあり、ほとんどの人はここで紹介する方法で相手のことを調査することになります。

1回目のデート前に調査に使って欲しいのは

  • Google
  • SNS

この2つです。

1回目のデート以降だと

  • デート時に相手の情報を聞き出す
  • 友達や家族を紹介してもらう

などの方法も有効的です。

【調査の準備】デートする相手の情報を収集

最初にするのは相手の情報収集です。
ちいさな情報でもヒントになるので、集められる情報は全部収集しましょう。

具体的には

  • ニックネーム・名前
  • プロフィール画像
  • LINEのID
  • 電話番号
  • 勤務先の情報
  • 出身大学
  • 出身地

などの情報があると相手を調査しやすくなります。

マッチングアプリのプロフィールや、メッセージ交換でわかった情報はすべて調査に使えます。
ヒントになりそうな情報はメモしたりコピペして保存してください。

① Googleで検索

収集した情報を使い、Googleで検索してみましょう。

検索するときのキーワードは

  • ニックネーム+会社名
  • ニックネーム+LINEのID
  • ニックネーム+出身大学

こんな風に複数の情報を組み合わせるのがおすすめ。

LINEのIDやニックネームなどは、その人のSNSアカウントを特定するヒントになります。
似ている文字列のアカウントがないかチェックしてください。

他だと

「〇〇(マッチングアプリ名)+要注意人物リスト」
「〇〇(マッチングアプリ名)+要注意人物一覧」
「〇〇(マッチングアプリ名)+要注意人物リスト+地名(東京・大阪など)」
「〇〇(マッチングアプリ名)+要注意人物一覧+地名」

こんなキーワードで検索するのもおすすめです。

Googleを使う時は画像検索もしてみましょう。
マッチングアプリに登録しているプロフィール画像を使って検索すると、同じ写真がSNSにアップされていることがあるからです。

Googleを使えばパソコン・スマホの両方から画像検索ができます。
使い方については
【iPhone/Android別】スマホで撮った写真をネットで検索!Googleの画像検索が便利
こちらの記事がわかりやすいのでおすすめです。

② 相手のSNSを調査

もし相手のSNSアカウントが見つかったら、SNSもチェックします。
Googleで検索するみたいにSNS内で検索するのもありです。

検索すべきSNSは

などです。
もし仕事をバリバリしてそうな男性について調べるならLinkedinも使いましょう。
Linkedinは仕事や転職で使われるSNSで、IT系やWEB系の仕事をしている人の登録率は特に高いです。

SNSを検索する時のキーワードは

  • ニックネーム
  • LINEのID

などでOKです。
意外と同じIDで複数のSNSを使い回している人は多いので、もしSNSアカウントを持っていればヒットすることもあるはずです。

③ デート時に相手の情報を聞き出す

ネットで誰かについて調査するとき、必要になるのが情報です。
ということは、デートの時に相手について詳しく聞けたらより詳細な調査が可能になります。

デート中に自然に、相手に興味があることを示しながら相手について尋ねましょう。
そして帰宅後、すでに紹介した

  • ① Googleで検索
  • ② 相手のSNSを調査

この2つを繰り返す、という流れです。

1・2回デートをしたら、出会う前と比べるとはるかに相手について詳しくなります。
もしデート相手に不安を感じていたら、デートした後も相手に調査してみましょう。

④ 友達や家族を紹介してもらう

4つ目は「友達や家族を紹介してもらう」です。
この方法は調査方法として有効的ですが、かなり仲が深まってからでないと使えないというデメリットがあります。

相手の友達や家族と会えば、もし相手が嘘をついていたらすぐにわかります。
なので疑問や不安があったときはこの方法を使うと解決しやすいです。

ただ、お付き合いが始まる前や付き合いはじめたばかりの時に相手の友達や家族を紹介してもらうのは難しいです。
なので現実的には実現させるのが困難な方法だと言えます。

マッチングアプリで出会った相手を有料で調査する方法

つぎは有料、つまりお金を払ってマッチングアプリで知り合った相手を調査する方法を紹介します。

ですが、日本では有料でおすすめの方法はありません。
というのも日本ではこの手の調査は

  • 信用調査
  • 素行調査
  • 身辺調査
  • バックグラウンドチェック

などと呼ばれ、1人を調査するだけで数万円以上かかるからです。

調査してくれるのは「探偵会社」です。
マッチングアプリで知り合いデートする相手の調査で、探偵に数万円支払う人はほとんどいないと思います。

海外では人気マッチングアプリがバックグラウンドチェックを行う企業と提携しています。
そして無料もしくは格安のバックグラウンドチェックをユーザーに提供しています。

海外と日本では法律や文化が違うので実現は難しいでしょうが、このような仕組みが日本のマッチングアプリにも導入されることを期待しましょう。

マッチングアプリで出会う相手もあなたのことを調べているかも?

ここまで

  • マッチングアプリで知り合った人とデートする前に調査すべきこと
  • マッチングアプリで出会った相手を無料で調査する方法

などを解説しました。
説明したように、マッチングアプリ誰かと出会う前はSNS等で相手について調査するのがおすすめです。

ここで意識して欲しいのは
「マッチングアプリで出会う相手もあなたのことを調べているかもしれない」
ということです。

なので、SNSで炎上したり誰かを誹謗中傷したら、マッチングアプリで誰かと出会うことが難しくなります。
就職や転職などでもSNSはチェックされるので、SNSは適切に使い、自分らしさをアピールできるように管理しておきましょう。