2023年のマッチングアプリの流行語のひとつが「エコ・ダンピング」。
エコ・ダンピングとは
- 付き合う
- 別れる
などを、相手の「環境への意識」によって決めることです。
Plenty of Fishによると
「環境について自分と同じように考えている人としか付き合わない」
こう考えている人は約39%[1]StudyFinds:What’s the best way to message someone on a dating app? Go for (clever, not cringey) humor。
いまは環境への意識によってモテる・モテないが決まる時代なのです。
こんな時代のせいか、電気自転車メーカーが約1,000人のアメリカ人に意識調査をしました[2]VELOTRIC:Does Being Eco-Friendly Make You a Better Dating Candidate?。
この調査で
- モテるエコな行動
- モテない非エコな行動
などがわかっています。
この記事では調査結果を紹介します。
身だしなみやマナー的な意味もありますので、どんな行動がプラス・マイナスになるかチェックしてください。

モテ度がアップするエコな行動
最初に紹介するのは
「好感度が上がるエコな行動はなに?」
こんなアンケートの結果です。
1位は意外なことに「自転車通勤」。
日本だとあまり聞かない話ですが、56.7%の人が自転車通勤の人に対して好感を感じるそうです。
2位は「ハイブリッドカーに乗っている」。
1位の自転車通勤もそうですが、要は化石燃料を消費を減らす行動が賞賛されるみたいです。
3位は「エコバッグを使う」。
これもプラスチックの削減につながります。
化石燃料だけでなくプラスチックの問題にもみんな興味を持っていることがわかりますね。
4位は「水筒を使う」です。
エコバッグと同じで、プラスチック削減のための行動ですね。
もうひとつ、似たようなアンケート結果の
「最も魅力的なエコな活動トップ10」
も紹介します。
- 1位:水筒を使う
- 2位:マッチングアプリのプロフィールに「環境にやさしい」と書いている
- 3位:プラスチックのストローを使わない
- 4位:エコバッグを使う
- 5位:EV車に乗っている
とにかくプラスチックを目の敵にしていることがわかります。
整理すると、デートでは
- 水筒
- マイバッグ
この2つを持ち、ガソリンを消費しない電車などの公共交通機関を使って移動すると好感度が上がりそうです。
この方法なら好感度が下がることも無いはず。
しかも、リスクなしでモテ度を上げられるかもしれない。
ということで、やってみる価値はありそうですね。
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マッチングアプリの新しいトレンド?「エコ・ダンピング」の意味を解説
デートで好感度が下がる非エコな行動
次は、デートで好感度が下がる非エコな行動を紹介します。
ここで紹介する行動をすると、ポイントがどんどん下がっていく感じですね。
1位は「地球温暖化を信じない」。
エコ以前の問題のような気がしますが、44.7%の人がこういう人は好感度が下がる、と回答しています。
2位は「ポイ捨てする」。
こちらはエコ意識が低いというか、マナーや倫理的な面で問題あり、と見られても仕方ありません。
3位〜5位は
- 車を持っていない
- リサイクルしない
- 食べ物を無駄にする
などが続きます。
なぜ車を持っていないと好感度が下がるのかは不明ですが、ほかの項目はどんな人にとっても納得できると思います。
エコな行動は減点されにくいけど、非エコな行動は減点されやすい。
こんな風に言えそうです。
男女共に環境意識が高いとセックス頻度と喧嘩が増える?
他にも面白いアンケート項目があったので紹介します。
環境意識が高いカップルと、そうでないカップルだと1ヶ月のセックスの回数に差が出ます。
その差は約1.5倍。
環境意識が高いカップルの方が回数が多い、という結果でした。
意外なのが、喧嘩の回数です。
環境意識が高いカップルは、そうでないカップルよりも2倍以上喧嘩しています。
「エコ・ダンピング」もそうなのですが、自分と同じ考えを相手にも求めることが原因になっているようです。
ちょっとイメージと違いますよね。
ここまで、環境と恋愛に関連するアンケートを紹介しました。
ちなみに、もっとも環境意識の高い人たちが集まりやすいマッチングアプリはBumbleだそうです。
日本でも使えるサービスですので、環境問題に興味がある人は登録してみてください。
このときプロフィールに
「環境に優しい行動が好き」
「環境問題に興味がある」
などを書くのをお忘れなく。
参考記事・文献