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マッチングアプリを使っても
「何度いいね!してもマッチングが成立しない・・・」
「頑張って作ったメッセージに返信がこない・・・」
こんな悩みを持ってる人は多いはず。
この悩みは意外と簡単に解決できるかもしれません。
なぜなら、これらの問題は「高望み」が原因になっていることが多いから。
高望みを止めれば、マッチングが成立しやすくなり、メッセージに返信がくる確率も上がります。
けれど「高望み」することは決して悪いことではありません。
アメリカの学者の調査によると、人がネットで出会う相手を高望みをするのは普通のことです。
それに、確率は下がりますが、頑張れば自分よりも「イケてる」相手から返信をもらえるようです。
この記事では、マッチングアプリなどにおける「高望み」についての研究結果を紹介します。
人は自分よりも「イケてる」人と出会いたがる?
アメリカのミシガン大学のElizabeth Bruch(エリザベス・ブルック)さんは、4つの人気マッチングサイトで利用者の行動を調査しました[1]SCIENCE ADVANCES:Aspirational pursuit of mates in online dating markets。
その結果、人は自分よりも好感度が高い人に対してメッセージを送る傾向があることがわかりました。
つまり人は「自分よりもイケてる人」と出会いたがるのです。
研究でわかったことを詳しく解説していきます。
人は自分よりも「25%」魅力的な人を狙う
研究によると、男女関係なく、マッチングサイト利用者は自分よりも少し魅力的な人を好むことがわかりました。
この「少し魅力的」とは、具体的には「25%」と表現されています。
つまり、人は自分よりも25%ほど魅力がある人にメッセージを送る傾向があるのです。
個人の魅力を数値化することは難しいです。
ドラゴンボールのスカウターみたいなものがあれば便利ですが、そんなものはありません。
数値化するためには、個人の魅力を定義する必要があります。
今回の調査では、まずはじめにマッチングサイトのなかで
「メッセージをたくさんもらってる人」
を魅力のある人だとします。
そして
「メッセージをたくさんもらってる人からメッセージをもらっている人」
を高い魅力がある、と判断しています。
日本のマッチングアプリにあてはめると
「いいね!をたくさんもらっている人からいいね!されてる人」
を魅力的だと判断する、ということですね。
人は自分よりも2割増しくらいの魅力がある人と出会いたがります。
つまり、100いいね!をもらえる魅力がある人は、自分よりも多い「125いいね!」をもらっている人を狙うのです。
身に覚えがある人は多いはずです。
自分よりもイケてる相手には長文メッセージを送りがち
マッチングサイトなどでは、自分の気持ちはメッセージでしか表現できません。
だからでしょうか。
研究によると、自分よりも魅力的な人を狙う時は長いメッセージを送る傾向があるようです。
けれど、長いメッセージを送っても返信率が高くなるわけないみたいです。
というのも、そもそも「魅力」に差がある時点で返信メッセージをもらえる可能性は一気に下がるからです。
残酷な事実ですが、これも研究で明らかになっています。
「高望み」するなら努力と忍耐が必要
ここまで説明したように、人は自分よりも魅力的な人にアタックする傾向があります。
けれど、高望みすると返信をもらえる確率が下がります。
では、良い人と出会うのは難しいということでしょうか。
魅力が自分と同じくらいか、下の人を見つければいいのでしょうか。
諦めるのは早いです。
研究では、自分よりも魅力が高い人にメッセージを送っても、21%の確率で返信が来ました。
返信をもらえる確率は下がりますが、粘り強く続ければ返信はもらえるのです。
「高望み」するなら、メッセージの返信をもらえないことに一喜一憂していけません。
懲りずに何回もメッセージを送るべきです。
つまり努力と忍耐が必要なのです。
努力する能力と忍耐力に自信がある人は、出会い系アプリやマッチングアプリで「自分よりも魅力的な人」にアタックしましょう。
くじけずに何回もチャレンジすれば
「自分には不釣り合いなのでは?」
と思うような人と出会えるかもしれませんよ。
参考記事・文献
↑1 | SCIENCE ADVANCES:Aspirational pursuit of mates in online dating markets |
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