【研究結果】マッチングアプリで誤字脱字が多い人・ネット用語を使う人はモテない

マッチングアプリでの誤字脱字・ネット用語の使用は魅力度を下げる

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マッチングアプリではプロフィールはものすごく大事。
そんなプロフィール、とくに自己紹介文で

  • 誤字脱字が多い人
  • ネット用語を使う人

などは、魅力度が下がることがオランダの大学の研究でわかりました。
つまり誤字脱字が多かったりネット用語を使う人はモテなくなるのです。

研究結果を紹介します。

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武部真也(shin)

2011年から50個以上のマッチングアプリを使い、アプリを調査・体験している。体験から得た知識を活かし、マッチングアプリに関連する記事を累計数百本執筆。特に興味がある分野は「最新テクノジー×出会い(人間関係)」。
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プロフィールに誤字脱字や文法ミスがあると魅力が下がる

オランダにあるティルブルフ大学の研究者は、誤字脱字などがマッチングアプリでどんな影響を与えるか調査しました[1]SAGE Journals:Impression formation on online dating sites: Effects of language errors in profile texts on perceptions of profile owners’ attractiveness

その結果

  • 誤字脱字
  • 文法ミス
  • ネット用語・ネットスラングの使用

などは、利用者の魅力度を下げることがわかりました。
それぞれどんな悪影響を与えるか紹介します。

誤字脱字があると「注意力がない人」と思われる

最初に取り上げるのは誤字脱字。
誤字脱字とは文字の間違いや欠損のことですね。

たとえば
「あなたのペットの写真を見て、とても可愛いと思いました」

「あなたのペットの捨身を見て、とても可愛いと思いました」
これが誤字です。

そして
「あなたのペットの写真を見て、とても可愛いと思いました」

「あなたのペットの写真を見て、ても可愛いと思いました」
これが脱字。

意外と人は誤字脱字に気が付かない、というデータもありますが[2]SAGE Journals:Impression formation on online dating sites: Effects of language errors in profile texts on perceptions of profile owners’ attractiveness、気づくと一瞬「?」ってなりますよね。
この「?」はどんな影響を与えるのでしょうか。

結論を言うと、誤字脱字があると
「この人は注意力が低い」
と思われます。

注意力は集中力とも関連する能力で、これが低いと

  • 仕事
  • プライベート

の両方でケアレスミスの機会が増えます。

研究では、注意力に対する評価が低いと

  • 外見に対しての評価
  • 恋愛対象としての評価

なども一緒に下がることがわかっています。
恋愛対象としてだけでなく、外見への評価も下がのは怖いですよね。

文法ミスがあると「頭が良くない人」と思われる

続いては「文法ミス」。
文法ミスがあると「頭が良くない人」と思われます。

文法ミスとは、たとえば
「明日、一緒に食事に行きませんか?
こんな文章が
「明日、一緒に食事に行きましたか?
こんな感じで間違えることです。

母国語が日本語で、日本にずっと住んでいる人だと、こういう間違いはあまりしません。
もしこのような文法ミスがあると、知性に対する評価が下がることがわかっています。
つまり「頭が良くない人」と思われてしまうのです。

研究結果では、文法ミスがある人に対してはデートしたいという気持ちも下がっています。
マッチングアプリで真剣に婚活をしている場合、文法ミスは致命傷になるかもしれません。

ネット用語を使うと「温かさがない人」と思われる

最後はネット用語の使用。
ネット用語は「ネットスラング(ネット俗語)」ともよばれ、いまではLINEやメールでも普通に使われる表現です。

有名な表現だと
「面白いですww
「面白いです
こんなのがあります。

研究では、ネット用語を使うと
「温かさがない人」
と思われ、マッチングアプリでは魅力が下がることがわかっています。

これは研究者たちにとっても意外な結果だったみたいです。
このようなネットスラングに「親密さ」「親しさ」などを表現する効果を期待していたそうですが、結果はその反対。

ネットスラングは、誰でも知っている言葉ではありません。
意識的に使っていない人もたくさんいます。
一部の範囲でしか使われない言葉を使うと馬鹿に見られてしまう、という研究結果もあります[3]Wiley Online Library:Consequences of erudite vernacular utilized irrespective of necessity: problems with using long words needlessly

マッチングを成功させるためには、ネットスラングを使わない方が良さそうです。
愛嬌や親しみやすさを出そうとしてネットスラングを使うと、逆に

  • 冷たい人
  • バカそうな人

こんな風に思われるかもしれません。

マッチングアプリでのメッセージ交換での誤字脱字も注意

マッチングアプリに限らず、誤字脱字や文法ミスを減らす方法を紹介します。

仕事や生活で文章を書くときの参考にしてください。
私もこのブログを書くときに実践してますが、同じことをすれば誤字脱字はかなり減ります(ゼロにはなりません)。

「人は絶対にミスをする」と認識する

まずは意識の問題です。
「人は絶対にミスをする」
これを認識してください。

人は文章を書くのがあまり得意ではないのか、絶対に誤字脱字等のミスをします。
この世界には無数の出版物があり、プロが何人も関わり、時間をじっくりかけて出版されます。
それでも、いざ世に出たときは誤字脱字があります。

「人は絶対にミスをする」
まずはこれを認識することが大事です。

数時間後もしくは翌日に見直す

大事な文章を作って公開したり、相手に送る前には時間の力を利用しましょう。
具体的には

  • 数時間後
  • 翌日

などに見直すのがおすすめ。

人は何かを作っていると客観性をなくすのか、文章を作った直後は自分のミスに気付きにくくなります。
だから、時間をおいてから見直してください。
こうすると脳がリフレッシュされ、ミスに気付きやすくなります。

紙にプリントアウトしてからチェック

人生に大きな影響を与えるような文章の場合、紙にプリントアウトしてチェックするのがおすすめです。

理由はよくわかりませんが、なぜか

  • パソコン
  • スマホ

などでは気づかなかったミスが紙だと簡単に見つかります。

本当に大事な文章や、プレゼン資料はプリントアウトしてチェックしてください。

他の人やAIにチェックしてもらう

他の人の脳でチェックする、という方法もおすすめです。

人は自分が作ったものを客観的に判断できません。
だから他の人の脳でチェックしてもらうと、ミスが見つかりやすくなります。

同僚や友人・知人が良いのですが、今はいろんなAI(人工知能)があります。
人にチェックを依頼しにくい場合はAIを利用してみましょう。

日本語ではShodo(ショドー)がシンプルで使いやすいです。
ChatGPTを使ったことがある人は、ChatGPTで
「添削して」
とプロンプトを打てば添削してもらえます。

メッセージ交換でも誤字脱字には注意が必要

ここまで、マッチングアプリで誤字脱字等を使うことの悪影響を紹介しました。

プロフィール・自己紹介文だけでなく、マッチングアプリではメッセージ交換でも文章を入力します。
ここでも誤字脱字があると、相手からの印象が悪くなることがあります。
慎重に作成し、誤字脱字等に注意してください。