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「ゲーム版YouTube」として世界中で大人気のRoblox。
そんなRobloxの創業者が2023年5月17日に意外な内容のブログを投稿しました。
「意外な内容」とは、遠い将来(distant future)にRobloxがマッチングアプリ的なサービスへと進化することを匂わすものです。
Roblox創業者のブログ記事の内容
Roblox創業者のデイビット・バシュッキ氏はRobloxの公式ブログで以下のように投稿しています。
※日本語への翻訳は著者
私たちの目標は、あらゆるライフステージ・年齢の人が適切な体験ができるプラットフォームになることです。
その中には、コンサート、デジタルファッション、没入型ゲーム、教育など、Robloxですでに見た経験ある体験が含まれるかもしれません。
しかし、遠い将来には高齢者向けのバーチャルデートやインディーズ映画の上映会、ニュースや話題のコンテンツなど、さまざまなタイプの体験をRobloxで実現できるようになる可能性があります。
引用:Our Vision for All Ages
Robloxは毎月6,610万人[1]Roblox企業サイト:Home – Robloxが使う大人気メタバースゲームサービスで、ユーザーの半分近くは13歳以下という大きな特徴があります[2]Roblox:RDC 2022: Our Vision for the Future of Roblox。
マッチングアプリが使える18歳以上のユーザーの割合は少なく、バーチャルデートというかマッチングアプリ的なサービスとは遠い存在です。
そんなRobloxの創業者は、なぜこのような発言をしたのでしょうか。
発言の背景として考えられるのは「Robloxユーザーの高齢化」です。
紹介したように、Robloxユーザーの多くは13歳以下です。
しかし、年々13歳以下のユーザーの割合は低下中[3]The Washington Post:Roblox wants to advertise to gamers ages 13 and up in the metaverse。
ユーザーの年齢層の変化より、これまでとは違った形のサービスのニーズを感じているのだと思います。
「出会えるRoblox」はどんなサービスになるか?
デイビット・バシュッキ氏が語った「遠い将来」、もしRobloxがマッチングアプリ的に使えるようになったらどんな風になるかをざっくり予測します。
とはいっても、現段階ではこれといった情報がありません。
なので推測できるのはゴール地点のみ。
「ゲーム版YouTube」と呼ばれているだけであり、Robloxは誰でもゲームを作り、公開できます。
ゲームは「Roblox Studio」と呼ばれる無料のツールで作れます。
もしマッチングアプリ的に使えるようになったら、Roblox Studioを使ってマッチング機能があるゲームが作れるようになるはずです。
つまり、ゲーム開発者は簡単にRoblox向けのメタバースマッチングアプリ的なゲームを開発・公開できるようになります。
動画は、YouTubeによって誰でも投稿できるようになりました。
ゲームは、Robloxによって誰でも作り・公開できるようになりました。
次はメタバースマッチングアプリが、Robloxによって誰でも作り・公開できるようになるかもしれません。
その時は、Roblox内のメタバースマッチングアプリ的なワールドに入れるのは18歳以上になるでしょう。
Robloxはもともと教育事業からはじまった会社です。
こういった背景もあり、ユーザーとくに未成年の保護に関してはきちんと取り組んでいます。
なのでRoblox内にメタバースマッチングアプリ的なゲームが登場したとしても、未成年絡みの事件等は起きにくそうです。
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「出会えるRoblox」が登場するのは「遠い将来」
Roblox創業者のデイビット・バシュッキ氏のブログにあるように、もし「出会えるRoblox」が登場するとしても「遠い将来(distant future)」です。
しばらくは現在のRobloxのまま、つまり子供が楽しく友達と遊んだりゲームができたりするRobloxのままでしょう。
ミニゲーム的に遊べて時間つぶしできますので、メタバースゲームに興味がある人は気軽に使ってみください。
ゲームを時間で作り、お金を稼ぐことも可能です。
参考記事・文献
↑1 | Roblox企業サイト:Home – Roblox |
---|---|
↑2 | Roblox:RDC 2022: Our Vision for the Future of Roblox |
↑3 | The Washington Post:Roblox wants to advertise to gamers ages 13 and up in the metaverse |